◆面積の単位換算(メートル法)◆

学年:小学校6年生 (平成14年より中学数学へ移行)
教科:算数
単元:量と単位のはかり方


1. ねらい

面積の単位のしくみを説明でき,それを使って単位の換算ができる。

2. コースウェアの設計方針

教育目標は2次元マトリックスにせず,目標Aの続きとして目標Bを設定する
A-1 1a=100m2の関係を使って,単位の換算ができる V31,V39,V49
A-2 1ha=10000 m2の関係を使って,単位の換算ができる V32,V40,V50
A-3 1km2=1000000m2の関係を使って,単位の換算ができる V33,V41,V51
A-4 1ha=100aの関係を使って,単位の換算ができる V34,V42,V52
B-1 1 km2=100haの関係を使って,単位の換算ができる V35,V43,V53
B-2 1 km2=10000a の関係を使って,単位の換算ができる V36,V44,V54
B-3 1 m2=10000cm2の関係を使って,単位の換算ができる V37,V45,V55

コースウェアを次の6つのブロックで構成する
1) 学習者が学習内容のどこにつまずきがあるか,およその見当をつける。 (初  検)
2) 見当をつけた部分を更に絞り,つまずきの箇所を発見する。 (精  検)
3) 発見したつまずきの箇所を治療する。 (治  療)
4) 治療に効果があったかどうか,確認する。 (再  検)
5) 目標の到達度を高めるために発展問題をする。 (リハビリ)

3. コースウェアの概要と全体図

1) 面積の単位のドリル問題ブロック
7つの教育目標に分けてあり,それぞれ同じ目標の換算問題が3問ずつ用意されている。2問正解すると,次の目標の問題へと進む。正解が1問以下だと,その目標について誤答の原因を発見するブロックへと進む。
2) 誤答の原因を発見するブロック
認知過程モデルに基づき,質問が出るようになっている。質問に対する回答により,どこに誤答の原因があるか明らかにする。
3) 誤答の原因を治療するブロック
認知過程モデルの中の誤答の原因を治療する。
4) 誤答の原因の治療の効果を試す問題ブロック
誤答の原因が治療できたかどうか確認の問題を用意し,治療の必要がなかった学習者には,進度の差を大きくしないために,文章題を用意する。
5) 学習者の目標の到達度を高めるために発展問題をする。
面積の単位の仕組みを問う表完成問題や,どの単位をどの場面に使うと都合がいいか考える問題、そしてメートル法の歴史を扱ったお話を用意する。

※コースウェアの全体図


4. 「先生を呼びなさい」の使用
5. フレームの属性
:それぞれのブロック毎にフレームの属性を決めておく。
6. SST使用目的一覧
◆  コード変換表