◆生命の誕生〜自己認識力を育てるCAI教材の開発〜◆
学年:小学校5・6年生
教科:性教育
1. はじめに
2. 研究の目的
- 個に応じて科学的で正しい性知識を身につけられるようなCAI教材を開発することによって、自己認識を深める。
- 個によって性的な発達状況が異なることがわかるようなCAI教材を開発することによって、自己の発達段階を認識させる。
- 自他の生命を尊重することの大切さがわかるようなCAI教材を開発することによって、自己存在の意義を認識させる。
3. 研究の仮設
図や絵で明確にとらえさせたり、身近な動物と比較・類推させたり、登場人物に本音で語らせたり、自己の現状をありのまま入力させたりできるようなCAI教材を開発すれば、自己認識力を育てることができる。
4. 研究の内容と方法
5. 結果と考察
6. 今後の課題
精子や卵子の移動の様子や速度は、コンピュータの画面だけでは正確に伝わらないので、今後ビデオの併用を考えていきたい。
教材1「おとなになる体」と教材6「大脳と理性」では、自己認識力を育てるために自己や学級の発達状況をコンピュータに入力させ、それを集計してKR情報を与える場面を取り入れたが、児童は自ら入力していくことに関心を示し、喜々として学習していた。教材3「生命の誕生」では、科学的に理解させる内容が多かったため、自己の現状の入力は取り入れられなかった。
今後のコースウェア作成においては、各自の入力場面を多く取り入れたい。