・ | 性教育に関する指導の範囲や方法等が専門家のうちにも諸説あって、指導内容や方法が確立しておらず、指導に際して自信が持てない。 |
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・ | 本来羞恥心を伴うものなので、本音が出ず話し合いが深まりにくい。 |
・ | マスコミや雑誌などの誇張されたり間違ったりした情報に惑わされて、無関心を装ったり、意欲が低かったりして指導しにくい。 |
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性的な成長は、個人差が大きい。成長の遅い場合も速い場合も、特に思春期においては不安を伴い、ともすれば教師や友達に隠そうとするので、実態がとらえにくく、指導が適切さを欠くことがままある。 |
・ | 成長過程で両親やまわりの人たちから受けた影響や児童が現在おかれている家庭の人間関係が千差万別なので、心情面に踏み込みにくい。 |
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性的な欲望は個人差がある上に衝動性を伴い、特に思春期には不安定である。ひとつ指導を誤ると不純異性行為や将来の性生活のゆがみ等を生ずる恐れがあるので、個に応じて慎重に指導しなければならない。 |