◆短歌を作ろう◆

学年:中学校3年生
教科:国語
単元:短歌を作ろう
作成:つくば市立桜中学校/飯田文夫 飯塚かほる 根元光子


1. 研究テーマのとらえかた

 問題意識の欠如、表現力の未熟さゆえに作文嫌いに陥る生徒が多いと言われる今日だが、生徒は個人的な生活の場では、おっくうがらずにこまめによく文章を書く。書きたいものがしっかりつかまえられ、それを表現する手段がわかれば生徒は表現への意欲は十分持っている。ただ、生徒にとって学校で与えられる書く課題とは、何か書く気にならない、どうやって書いていいのかわからないものなのではないだろうか。
 しかし、「書く」ことへの意欲づけ、題材の掘り起こし、表現への指導などは個人差が大きい分野だけに、一斉授業だけの指導ではなかなか難しい。できるだけ個に即した指導が必要である。一斉授業の中に、ワークシート、コンピュータによる個別指導を取り入れ、「表現する」ことに生徒の興味、関心のわく指導を工夫してみたい。


2. 教材観
3. 単元の目標
  1. 卒業文集の意義をしっかり認識し、自分の生き方を真しに見つめて卒業記念の文章を書くことができる。
  2. 中学校生活における自分の歩みを振り返りながら、今後の自分の生き方を思索することができる。
  3. 中学校生活の思い出、今後の夢などを短歌の形式を使って表現することができる。

4. 指導計画 3時間
第一次 卒業記念文集の作成意義、盛り込む内容について話し合い、文章作成委員を選出する。(0.5)
第二次 文章作成委員会の提案について学級全体で討議し、発行までの日程、原稿枚数を決定する。(0.5)
第三次 卒業記念の文章、短歌をまとめ清書する。
  1. 中学校生活の思い出、これからの夢などを短歌で表現する(1−本時)
  2. 自分の短歌の詞書を200時程度の文章にまとめる(1)

5. 本時の指導
ワークシート