東原義訓(筑波大学) 瀬口春一(熊本北高等学校) 中山和彦(筑波大学) |
1.「運動とグラフ」
具体的な課題の1例は、コンピュータからグラフによって与えられる運動と同様の運動を、斜面の形状や初速度などの変数を設定して画面上でシミュレートさせるものである。変位−時間、速度−時間、加速度−時間の関係を表す3つのグラフのいずれかを、生徒は自由に選択して画面に表示し、軌道の形状(たとえば節のある斜面の傾斜角)、初期位置、初速度を決定し、シミュレーションを実行する。この情報の選択・収集、変数の決定による仮説だて、実行による仮説の検証が何回か繰り返されて、生徒は課題を達成する。課題は全部で10題用意されている。2.コースウェアの実現方法
このコースウェアは、クラスルームCAIシステムが有するフレーム型のチュートリアルからBASICによるプログラムを起動する機能を用いて作成されている。