5. 個別指導の内容


ブロック どのような生徒から呼ばれたか 「先生を呼びなさい」に対する対処の仕方 期待される生徒の反応
治療A 日本語の文章の時制が判断できない。 時を表す言葉に着目させ、現在のことか過去のことか尋ねる。 具体的な時を表す言葉や動作を表す言葉から、現在のことか、過去のことかわかる。
治療A 規則動詞を過去形にするには、edをつけるということが理解できない。 原形と過去形を比べさせ、その違いを尋ねる。 原形にedをつけた形が過去形であるということに気付く。
治療B eで終わる動詞を過去形にするには、dをつけるということが理解できない。 原形と過去形を比べさせ、その違いを尋ねる。 eで終わる動詞の過去形にはdだけがついているということに気付く。
治療C 動詞を過去形にするとき、母音+yはそのままedを、子音+yはyをiにかえてedをつけるということが理解できない。 yの前の文字に着目させ、yにそのままedをつけているのはどんな場合か、yをiにかえてedをつけているのはどんな場合か尋ねる。 yの前の文字が母音か子音かによって、yにそのままedをつける場合と、yをiにかえてedをつける場合とがあるということに気付く。
治療D edをつけるという約束では、不規則動詞を過去形にすることができないということに気付くことができない。 原形と過去形を比べさせ、その違いを尋ねる。 動詞の過去形にはedをつけるという約束でできているものだけでなく、不規則なものもあるということに気付く。
規則動詞のパターンを発見 規則動詞を3つのパターンに分けた理由を先生に見てもらう。 わけた理由が正しく理解できているかを確認する。 できている場合にはほめ、正しい理由に気がついていない場合には、過去形を比べさせ、そのパターンに気付かせる。 過去形にすると、edをつけるもの、dをつけるもの、yをiにかえてedをつけるものに分けられていることに気付く。
応用問題終了 応用問題が全て終了した。 スペシャルメニューをやる力のある場合には先に進ませ、スペシャルメニューをやるには大変な場合には、そこで終わりにするか、別にプリントを用意して行わせる。 動詞を過去形にすることに自信を持ち、どんな場合でも間違えずに過去形にすることができる。 さらに文章問題にも挑戦しようとする。