3. コースの概要

1. 学習の流れ

    (1)わたくしたちと食物

    1. 人間と食物
    2. 食物の役割


    (2)青少年期の食物

    1. わたくしたちの健康と栄養
    2. 栄養素はどのようにとればよいか
    3. 食事の検討をしよう


    (3)調理実習

    1. 実習


    (4)わたくしたちの食生活

    1. 学習のまとめ

2. ソフトの概要

    (1)好きな食事の栄養バランス診断

       69種のメニュー表より自分の好みだけで夕食を考え入力する。69メニューには、栄養価(エネルギー・たんぱく質・カルシウム・鉄・ビタミンA・ビタミンB・ビタミンC)と食材料の重量が入力されており、個人の選んだ料理の栄養価が即、加算されエネルギー・鉄分・カルシウムの過不足をチェックし、ユニークなアニメーションで診断される。ここで、好みを最優先した献立の問題点を気付かせ、栄養バランスの重要性を認識させる。



    (2)穴あき献立の完成

       一日分の献立(穴あき献立)を、食品群別摂取量のめやすと比較し、過不足を明らかにする。足りない食品が含まれている料理をメニュー表より一品加えることにより栄養のバランスを少しずつ理解させていく。尚69種のメニューについては、それぞれの栄養価と食材料の重量が入力されており、生徒の必要に応じてカード形式で提示できるようになっている。


    (3)夕食の作成

       穴あき献立を完成させ(3回)、その都度ペアになっている生徒どうしで互いの献立についてディスカッションを繰り返すことで献立の検討について慣れてきた段階で、夕食の献立を考える。指定された朝食・昼食にメニュー表から選んだ料理を入力する。


    (4)栄養バランスの視覚化

       穴あき献立・夕食とも、できあがった段階で栄養価が円グラフとなって提示され、過不足が一目でわかるようにした。また、夕食については、食材料の重量も朝・昼食に加算され、食品群別摂取量のめやすと比較できるようにすることで、何が過不足かを明らかにし、更に検討できるようにした。