◆金星の見え方◆
学年:中学校1年生
教科:理科
単元:地球とそれを取り巻く天体
作成:和歌山県南部町立南部中学校理科(佐々木久繁、山本仁史、久保豪史)
地球からの金星の見え方について、金星の公転と地球の位置関係を考えながら基本的な学習を行い、太陽系の構造や惑星の公転についてとらえさせる。
学習指導要領との関連(平成元年指導要領による) (2)太陽と太陽系 イ 惑星と太陽系 (イ)惑星の動きを観察し、その観察記録及び資料などに基づいて、太陽系の構造と惑星の公転を関連付けてとらえること。 |
金星を地球から見たときの満ち欠けの様子や見える地点と時刻、方向を、コンピュータのグラフィックス機能を利用し、生徒の視点を移動させるなどして、一人ひとりの能力に応じて学習させ、定着を図る。
金星の見かけが予想できるようになるために、電球とボールによるシミュレーションを行ったあと、このボールの見かけを予想し、次に、太陽、金星、地球の北極側から見た位置の図を見て、地球から見た金星の満ち欠けの様子を予想する。
次に、金星が見える地球上の地点・見える時刻・見える方向が指摘できるようになるために、地球上の時刻、地球上から見える空の範囲についての基本を学習したあと、夕方、夜明け前の実際に金星が見える様子を学習する。
最後に、まとめの問題を行う。
目標A−1(V49) | 金星の見かけを予想できる。 |
目標A−2(V50) | モデル上で地球上の時刻が言える。 |
目標A−3(V51) | モデル上で地球上から見える空の範囲が指摘できる。 |
目標A−4(V52) | モデル上で地球から金星の見える方位が言える。 |
目標B−4(V53) | 総合問題 金星の見える地点 |
目標B−4(V54) | 金星の見える時刻 |
目標B−4(V55) | 金星の見える方位 |
目標B−4(V56) | 金星の見える形 |