3. 内容の概略


 全体の流れは、国際電話をもとにして時差の存在を理解させ、海外旅行を疑似体験させようというもので、三つの構成になっている。

  コースの内容 身につけたい力





・さちこが、ロンドンにいるじろうへカセットテープを送るため、国際電話をかけて希望をきくが、じろうは不在。そこで、じろうが家にいる時刻に電話するにはいつ電話したらよいか考える。
・ロンドンはどこにあるか、理解できる。
・国際電話のかけ方が理解できる。
・豊野〜ロンドンの時差が理解できる。








・さちこがシドニーへ旅行し、豊野とシドニーの時差を知り、時差は経度をもとにして決められていることを理解する。
・豊野〜シドニーの時差を計算できる。
・時差は、経度をもとにして決められていることが理解できる。
・経度差15度につき、1時間の時差が生じることが理解できる。





・さちこは、ニューヨークとロサンゼルスに旅行し、時差ボケを体験する。これを確認するため、豊野の祖母にいつ電話したらよいのか考える。
・アメリカでは、州・山・川を境にして時刻が決定されていることを知り、時差の早見板を利用しながら豊野とロンドンの時刻を求める。
・豊野〜ニューヨークの時差を理解できる。
・アメリカでは、州・山・川を境にして時刻が決められていることが理解できる。
・ロサンゼルスが夜8時のときの豊野の時刻とロサンゼルスが夕方5時のときのロンドンの時刻を求めることができる。


※地域に合わせて授業する場合の改訂箇所

この教材は、長野県豊野町が舞台ですが、地域にあわせて地名を変更し、使用することも可能です。変更については、以下を参照ください。

  変更するラベル 変更箇所 変更内容
1 TS254 地図帳のページ 地図帳で時差が載っているページ
2 TS256 教科書のページ 教科書で時差について載っているページ
3 T1001 地名 学校の所在地の地名
4 T1002 地名 学校の所在地の地名
5 G1002 赤丸の位置 学校の所在地の位置
6 G0F10 赤丸の位置 学校の所在地の位置
7 G0G20 赤丸の位置 学校の所在地の位置
8 gADD1 絵はがきの住所 学校の住所
9 外字データ コード番号
2B51
2B52
地名の漢字を登録する
コード番号 2B51⇒地名の1番目の漢字
      2B52⇒地名の2番目の漢字

※1・2は教科書、地図帳を調べて修正して下さい。3〜9を直すと実際に生徒が住んでいる地域の話になり、生徒がコースに入りやすくなります。但し、地名は、漢字またはひらがな2文字にして下さい。