5. 本時の指導

<1>テーマとかかわり

(1)教材の個別他、意欲化

  1. 児童は、計算方法の考え方と計算を結びつけない傾向があるので、結びつきを確かめながら計算方法を習得していけるように配慮した。

  2. 計算のドリルでは、3コース設定し、それぞれ3回挑戦できるように、得点の一覧表を設けそれを見てコースを選択できるようにした。

  3. 児童には表示されないが、所要時間、誤答の傾向も記録している。


(2)効率の良い複式指導


<2>本時のねらいと展開

・小数で割る除法の計算の仕方を理解させ、筆算形式で計算できるようにする。
指導上の留意点 学習活動
・これまでの学習と違っている点を述べさせ、学習の狙いをつかませる。 1、本時の学習について話し合う。
問題:計算をしましょう。
3.822÷1.82

2、学習のめあてをたてる。
小数÷小数の計算のしかたを考えよう。
・小数÷小数を解くための性質を意識できているかどうか。 3、自分の考えを発表する。
・除数を整数化すること。
・同倍分被除数も変化すること。
・式でまとめる。
4、計算のしかたを話し合いまとめる。
・商の見当をつけさせる。
・筆算形式で解く。
・小数点の位置に気をつけさせる。
5、小数÷小数の計算練習をする。

計算のしかた
  ↓
小数点の移動
  ↓
ドリル
 ┌1コース
 ├2コース
 └3コース

6、本時の感想を発表する。