5. コースウエアの概要

1.コースの基本的な構造

    本コースは、個々の既習経験や既習事項の理解の差に応じて学習が進められるようにした。分数理解の段階にそったコースの診断問題を解くことにより、理解・つまずきを診断する。

    コースの診断問題は、具体的な長さ・かさを扱う分数から、数直線を使って数を次第に抽象化し、最終的にはには数直線だけを使って分数を表現し、単位量との関係を理解するところまでを、8つの段階目標に細分化して診断するようになっている。

    診断により必要な場合・目標治療コース・誤答治療コースへ分岐し学習するようになっている


2.治療コースの考え方

    目標治療コース

     

    誤答治療コース

    8段階に別れている目標の、その目標だけの治療を、できるだけ細かく段階を追った問題を解いていくことにより、飛躍なく知識の定着がなされるようにしくんだ。

    自分の考え方に間違いがあるることにまず気づかせ、自覚させた上で、その間違いの原因を修正していくというステップで学習を進めるようにした。


3.質問による、理解の定着化

     診断問題・治療コースすべて、画面で「〜はこうなります」といった教え込みを無くし、問題や質問に答えていく中で、自らの間違いに気づかせたり、新しい知識を獲得できるようにした。