(2)身近な動物と人間との比較・類推により、具体的に理解させる工夫


 めだかや鮭の受精から人間の受精について類推させたり、猫など身近な動物と比較させたりして、具体的にとらえさせ、人の性的な機能やしくみについて正しい認識ができるように工夫した。
 特に教材3「生命の誕生」で受精について理解させる際、肉眼で見ることができる魚の卵子や受精の様子と比較させれば、見ることも体験することも不可能な人間の受精について類推できるものと思われる。
 教材6「大脳と理性」で、さる・猫・うさぎ等と比較させて、自己の欲求のコントロールが人間らしさの証であることや学習によって脳の働きが増すことを理解させるようにした。