3. 学習者に求められる活動・思考

◇ 10までの演算 (F1000−F1150)

 はじめに、5までの数について、イラスト表示での具体物を視覚的にとらえ、数字との対応、強いては数を理解する。
  数の合成の成り立ちをイラストの動きによりとらえ、それが数式に置き換えられることを知る。
 数式だけを使って、計算を試みる。 誤答の場合は、イラストを見て数をかぞえ再び解答することができる。
 1ブロック3問の問にこたえ、2問正解であれば次へ、それ以下であれば、はじめの問題にもどって計算する。 これを2回繰り返すと、教師の指導をうける。
  同じパターンで10までの数の計算、10の補数を学習する。 (F1200−F1840)

◇ 10までの計算ドリル:パート1 (F5000−F5555)

問題数36題の計算ドリルに入る。 1問ずつ提示される問題を解き、イラスト表示によって正解であったかどうかを判断する。 全問正解であれば、学習を続けてもよいかを教師に判断してもらう。

◇ 10までの計算ドリル:パート2 (F5600−F5980)

24題のドリルに入る。 誤答があれば、その問題をできるまで繰り返す。
 ドリルを全問正解で終了した時点で、再度学習を続けてもよいかを教師に判断してもらう。

◇ 問題作りと計算 (F2000−F2140)

 問題作りのブロックに入り、好きな数字を入力してたし算の問題を4つ作る。
  数字は2ケタまで入力できる。 次は、できあがった問題に答える。 このとき、どんな数字を入れれば正しく答えられるかを発見し、自分の能力にあった計算をすることができる。 4問の計算を終ると、もう一度試行するかまたは終了するかの選択ができる。 続ける場合は、3回の試行が可能である。